先日、経済産業省と流通システム開発センター主催の「流通SCM事業の成果報告会」に参加してきました。当日は雨にもかかわらず、会場の明治記念館には約300名もの方が参加していたようです。
主なテーマは、「マスタデータ同期化システム」と「次世代標準EDIシステム」で、小売業とお取引をされる卸やメーカーの情報化のご支援をしている当社にとっては、非常に興味深い内容でした。
今までの情報化やEDIといった流通業のシステムは、どちらかというと企業内の最適化を目指したものでした。しかし、もう1企業で努力しても消費者のニーズに応えることは難しく、業界全体で効率の良いシステムや物流を考えていこう、というのが狙いのようです。
「マスタデータ同期化システム」とは、商品メーカー、卸売業、小売業の流通三層間で、商品マスタデータを効率的に共有する仕組みのことです。そして、国際標準の仕様であるGDS(Global Data Synchronization)に準拠し、国内要件を反映した実験システムを平成16年度に基本設計し平成17年度に実証実験を実施したという報告でした。
マスタデータを同期化するということは、各社が別々におこなっていた商品マスタの登録や変更、削除が一元化され、常に同じ情報が企業間で共有できるようになります。企業によってはマスタの登録作業が短縮されます。また、小売業にとっては新たな取扱商品を開拓することも、従来に比べ容易になります。
参加企業・団体62社が参加した実証実験の結果、引き続き検討・推進を望む声は非常に多かったようです。反面、商品情報の登録や削除などの操作上の課題や社内システムとの連携が十分でない、登録項目数が多いために登録作業に時間がかかったなどの問題も出ていました。
しかし、業界全体の効率化を考えると、近い将来の導入は確実と思われますので、今後引き続きこの事業の方向をウォッチしたいと思います。
「次世代標準EDIシステム」については、次回にご紹介いたします。
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<ご挨拶>
みなさま こんにちは
ご挨拶が遅くなりましたが、本日よりブログにて情報発信することになりました、ユーザックシステム株式会社マーケティング本部の小ノ島(このしま)です。
本日は今話題の流通業の次世代EDIについてご紹介しましたが、今後はEDI、物流を中心とした情報システムや業界情報のほか、マーケティングのヒント、お役立ち情報などを発信したいと考えてます。
今後ともよろしくお願いします。

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