ごはん1000円の焼肉屋から生まれたヒット商品

| | コメント(0) | トラックバック(0)

みなさんは、焼肉屋でごはんを食べますか?


焼肉屋でごはんを食べたくなりメニューを見ると、「ごはん1000円」と書いてあるではないですか。


さて、あなたならどうしますか?


ある電気メーカーのAさんは、どんなごはんが出てくるのだろうと注文し食べたところ、そのおいしさにびっくりしたそうです。

そして、厨房に潜入し炊き方を見せてもらうと、なんと炭でできたお釜でごはんを炊いていたのです。

さらに、そのお釜を作った会社を教えてもらうと、工場まで訪れたというのです。

すごい行動力ですね。


実は今日、日経MJ5周年記念セミナー「ヒットを生むマーケティングの力」に参加し、資生堂「TSUBAKI」、三菱電機「本炭釜」、セブン銀行のマーケティングを勉強してきました。この中で、三菱電機のセミナーが大変参考になったので、ご紹介したいと思います。


炊飯器の釜は通常ステンレスですが、三菱電機の「本炭釜」は99.9%炭でできており、ひとつひとつ職人が炭のかたまりを削りながら形を整えるため1日に50個しか作れないそうです。

炭の釜は熱伝導率は非常に良く、お米全体を芯まで一気に加熱するからおいしくなるといいます。

そのため販売価格も10万円という高価格。今までの平均単価の5倍です。

高くてもおいしいごはんを食べたいという50代をターゲットとし、「あなただけの為に作りました」と本質へのこだわりを見事にマーケティングで成功させたのです。

いっさいテレビでCMをしていないのであまり知られていませんが、販売開始後6ヶ月で1万台を売り、予想以上のヒット商品になっているようです。当然、今は予約販売とのこと。


今日の話を聞き、以前読んだマーケティングの本『「せまく」売れ!「高く」売れ!「価値」で売れ!』(藤村正宏著)を思い出しました。


三菱電機では、「ホスピタリティ優先の開発」と言っており、「お客様に対するおもてなしの心」という精神で、「売れる商品」から「売る商品」を開発していると、独自化戦略を熱く語ってくれました。


みなさんのマーケティングの参考になればうれしいです。


ちなみに、1000円のごはんを出す焼肉屋は「京都肉の一寸法師」(大阪、高槻)です。一度、ごはんを食べに焼肉屋に行ってみませんか。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ごはん1000円の焼肉屋から生まれたヒット商品

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.usknet.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/9

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

自己紹介

【所属】ユーザックシステム株式会社
【役職】取締役
オリジナルソフト事業部長
【誕生】1962年 in 京都
【出身】大阪府豊中市
【趣味】登山、マラソン、ゴルフ、テニス
- - - - - - - - - - - - - - -
【経歴】
1985年
ユーザックシステム入社
システム営業部配属
1986年
伝発名人を担当
(製造業/アパレル業)
2003年
名人シリーズの
パートナー営業部長を経て
役員に就任
2005年01月
東京本社勤務に
- - - - - - - - - - - - - - -
【備考】
スポーツ用品情報システム研究会賛助会員

Feeds

LINK