先日、流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)を特集した新聞記事を読みました(11月19日、日経MJ)。
流通業界の新しいEDIの標準化を推進した方(財団法人流通システム開発センター)への取材記事では、流通BMSのメリットや今後の広がりに対する期待などが語られています。
また、いち早く取引先とのEDIを流通BMSに切り替えると表明し、現在推進されているCGCグループの取材記事では、流通BMS採用の狙いを次のように語られています。
1.スピード経営のためのインフラ
2.商品管理を細分化するためのインフラ
3.業務を標準化して、伝票レスなどの業務刷新
4.データ送受信の高速化
5.産地表示などの法制度への対応(トレーサビリティ)
CGCグループでは流通BMSを「戦略的経営の実現」ととらえているのです。
われわれIT企業にとっても、流通業界のインフラが整備され業界全体の情報化が促進される「流通BMSに対する期待」は計り知れないくらい大きいものです。
しかし、小売業にとっては大きな投資が伴います。まだ準備中の小売業が多く、実際にはなかなか市場が盛り上がらない状況です。今年こそ流通BMSが普及すると見ていましたが、どうやら来年度以降になると思われます。
このようなIT業界の気持ちを代表してか、あるIT企業はこの特集記事の下にこのような広告を掲載しました。
「いつまで待たせるの・・・」
広告枠の約7割をベタぬりにし、その中心に書かれた、たった一行のメッセージ。
誰に対するメッセージなのでしょうか。

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