
先週末はワールドカップの応援をお休みし、標高日本第2位の山に行ってきました。
さて、どこでしょう。
よく一番以外は印象にのこらないというたとえに使われる、山の高さ。
日本一の富士山は知っているけど、2番目は・・・
業界や商品カテゴリで1位と2位では大きな差があるといわれます。当社も小さな分野でもよいから、常にナンバー1を目指そうと、商品開発やマーケティングをおこなっていますが、難しいものです。
さて、山の高さの2位をご存知ですか?
正解は南アルプスの北岳(きただけ、3193m)。
当初は北岳、間ノ岳(あいのだけ、3189m)、農鳥岳(のうとりだけ、3051m)を縦走する予定でした。しかし、農鳥岳の先の急斜面にはまだ雪が凍り付いており危険だと判断し、間ノ岳までを折り返すことに。
また、雨が予想されたためテントではなく北岳山荘に素泊まりすることにしました。
1日目
土曜日の未明(2:00)に友人が車で迎えに来て、いざ出発。
6:10登山口(広河原)到着。いきなり急な登り坂が続きます。
11:30北岳山頂到着。ここまで5時間20分、初めての3000m超えです。やはり空気が薄いせいか、登りの一歩はこたえます。
山頂に着けば視界が開けると思いきや、あたり一面雲の中。まったく景色が見えません。

登山の楽しみは、それ自体がマラソンのトレーニングや健康のためでもあり精神的な修行の場でもありますが、やはり山頂から見る富士山や北アルプスなど絶景を拝むのも、大きな達成感となります。
このまま天気が良くならないと、北岳に来たダケ・・・
しかし、なんとラッキーなことでしょう。世界でここでしか見れない花、キタダケソウの開花時期ではありませんか。
すれ違う登山客との会話で気付きました。
探索開始!
よく似た花はありますが、すぐには見つかりません。
しばらくしてようやく見つけました!
2-3cmくらいの白い小さな花で茎はやや紫がかっているのがキタダケソウ。

この花を目的にくる人も結構います。私もにわか高山植物カメラマン。景色が見れないおかげで、いろいろな植物の美しさを発見できました。
偶然にもキタダケソウの開花時期に来れたことに感謝したいと思います。
ところが幸運はこれだけではありません。
なんと特別天然記念物、ライチョウが雪上にいるではありませんか。日本には3000羽ほどしか生息していないといわれ、絶滅の危機にある鳥です。北岳に現れるのは珍しいと、近くにいた家族連れの親父さんが言ってました。(↓ライチョウ)

12:45北岳山荘に到着。予定よりかなり早い時間ですが、今日は疲れたのでここで休息。

今日一日、いろんなことがありましが、最後に訪れたのは予想通りの暴風雨。
屋根や窓が突風にたたきつけられる大きな音。夜から翌朝まで続きます。もしテントなら眠れなかったでしょう。
2日目
4:15起床。まだ雨は止みません。自炊室(実は物置小屋)で朝食をとり、出発準備。
5:30小雨になりましたが風は強く、ややためらいながら間ノ岳を目指します。間ノ岳は第4位の標高。ここまで来たら行かないわけにはいきません。
6:25間ノ岳到着。雨は上がりましたが、あいにく視界はゼロ。ここは山梨、長野、静岡、3県の境。各県が山頂の碑を立てています。

じっとしていると寒いのですぐに北岳山荘に折り返します。
再び北岳を経由し下山(13:00)。
途中、一瞬富士山が見えましたが、カメラを構える前にその姿は消えてしまいました。そう簡単にはお見せできませんと言われた気がします。
温泉で疲れを取り、おいしい山菜そばをいただいて無事に帰りました。
こんな花も咲いていました




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