
気温4.6度の山頂は寒かった。
この週末、初めて富士山に行ってきました。
夏休み初めての週末ということもあり、混雑を回避するため、あえて標高差が一番大きく距離の長い御殿場ルートを選びました。
御殿場口の標高は1440m。山頂(3776m)との標高差は2336mあり、登りは7時間半かかるといわれています。(休憩時間を除く)
スタートしたのは土曜の16:50。山小屋は利用せず、ご来光の前に山頂に着くよう夕方からスタートしました。
途中、富士山は4回目という若いご夫婦にお会いし、休憩しながらいろいろな情報をいただきました。ご来光のベストポジションや夜の登山のアドバイスなど。
でも空気が薄くなるにつれ、休憩するとかえってしんどくなります。安定した心拍数になるまでしばらく時間がかかるためです。マラソンで立ち止まってしまうと、次の一歩が出ないのとよく似ています。
しかし、休憩を多めにとるなどゆっくり登ったのですが、山頂にはなんと翌日00:30に着いてしまいました。まだ誰もいません。
ご来光までなんと4時間もあります。徐々に気温が低くなり、ついに4.6度まで下がりました。風もあります。フリースにダウンジャケットさらにレインウェアを身に着けてもまだ寒さがこたえます。
お湯を沸かしコーヒーを飲むなど時間をつぶしていると、ようやく空が明るくなりってきました。いつの間にか周りには人が多く集まっています。そしてついに見事なご来光を拝むことができました。
一面雲海が広がり、他の山など何も見えませんが、かえって太陽の光輝く暖かさが伝わってきます。神秘的な情景でした。
しばらくはお鉢の周りを探索です。
やはり人気の吉田ルートの頂上は大混雑です。うっかりその中に紛れ込んでしまい、土産物売り場あたりで身動きが取れなくなること約10分。東京渋谷より多くの人混みでした。
最高地点の剣ヶ峰にも行き、富士山のパワーを体いっぱいに吸収して、7時過ぎに下山を開始。
御殿場ルートは小石や砂のなだらかな下りの「砂走り」という下山道が名物で、ちょうどこの日は富士登山駅伝が開催されていました。ここを走って登るなんて、どうかしています。
実は御殿場ルートを選んだのは、下りの砂走りを楽しむという理由もあったのです。
しかし、富士山のパワーをもらいすぎたせいか、勢い余ってみごとに転倒。富士登山駅伝の係員である自衛隊のお兄さんに励まされ、9:00に登山口に到着しました。
登り7時間40分、下り約2時間の富士登山でした。
山頂付近は空気が薄く、高山病も心配されますが、ゆっくり時間をかけて登れば、そう難しい山ではないと感じました。(あくまでも個人的な感想です)
みなさんもこの夏、富士山に行ってみてはどうでしょうか。

↑富士山御殿場ルートはなだらかな登山道が続きます。(写真の人物は私ではありません)

↑夜中00:30に到着した、さみしい山頂。まだ誰もいません。

↑山頂でご来光を待つ多くの登山客

↑大混雑の吉田ルート山頂。外国人も多くいました。

↑富士山の最高地点、剣ヶ峰もこのとおりの渋滞。

↑美しい富士山からは想像できない、険しい表情の火口。

↑富士登山駅伝のスタッフ、自衛隊員。お疲れの様子。

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