昨日、東京有明TOCにて「流通BMSフォーラム&ソリューションEXPO2010」(主催:流通システム標準普及推進協議会)が開催されました。
フォーラムのセッション1は、流通システム標準普及推進協議会の活動報告がありました。主な報告内容をご紹介します。
1)メッセージメンテナンス部会
・百貨店版Ver2.1の公開(2010年10月)
ギフト業務にも対応するため、在庫・需要状況メッセージを追加
・基本形Ver.1.3 集計表メッセージの修正(2010年10月)
2)商品マスタデータ部会
・商品マスタメッセージ(基本形)近日公開
・日用品・化粧品業界の運用ガイドライン策定の検討を予定
その他、Web型流通BMS検討部会を新設し、EDI(サーバ型、クライアント型)の補完であることを明確にする。
3)現在の普及状況
流通BMSの普及状況を調査した結果(導入済み、導入予定)を、小売、卸・メーカー別に社名を公開しました。これを機会に導入を検討する小売業が増えてくれることを期待します。
小売業、導入済/76社、導入予定/23社
卸・メーカー、導入済/83社、導入予定/10社
企業名等の詳細はこちらで公開されています。
http://www.dsri.jp/ryutsu-bms/info/info06.html
フォーラムのセッション2は、導入企業の事例として大手ホームセンター(株)コメリの捧社長の講演。
今年1,000店舗目を出店したコメリは、全国に物流センターが8か所あり、できるだけ店舗に負担のかからないような役割を持ち、店舗は店舗にしかできない業務に専念するようにしています。
また、どのような仕入先とも取引できるようにするという方針があり、たとえば店舗別に仕分けして納品できないメーカーの場合は、コメリの物流センターで店別仕分けをするといったサービスも行っています。
物流と情報システムに力を入れているお話が印象的でした。
フォーラムのセッション3は、キシショッピングセンターと丸井の流通BMS導入事例。
社長就任2年目のキシショッピングセンター 岸社長は、近隣に進出した競合店の対応や社内の様々な業務の見直し、基本戦略の立て直しなどの苦労話や流通BMS導入に至る経緯を話されました。
こちらでも詳しく紹介されています。
流通BMS.COM
http://www.mj-bms.com/case/201009-01.html
丸井の業務企画部 原部長も、EDI化の現状と流通BMS導入事例を話されました。EDI化率は取引先数に対して約20%(売上では約50%)と少ないものの、既存のEDIとの連携が取れるようにするなど工夫され、取引先への説明会もこまめにしておられるようでした。

展示ブースはソリューションEXPO2010として約20社の流通BMS対応製品やサービスが展示され、セッションの休憩時間には多くの見学者であふれていました。
流通システム標準普及推進協議会には当社も支援会員として参加しており、導入企業の調査や導入効果の確認など、普及のための活動に協力しております。
テレビ放送の地デジ化のように期限やエコポイントなどはありませんが、より多くの小売業のEDIが流通BMSに移行し、取引コストの削減や時間短縮につながればと思います。
小冊子「流通BMSの導入に失敗しないための7つのチェックポイント」
http://www.usknet.com/presents/bms.htm
流通BMS対応パッケージ「EOS名人.NET」
http://www.usknet.com/original_soft/eos/index.htm
メールEDI自動化パッケージ「Autoメール名人」
http://www.usknet.com/original_soft/automail/index.htm
ブラウザ操作自動化パッケージ「Autoブラウザ名人」
http://www.usknet.com/original_soft/webedi/index.htm