真の勇気を持つ

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稲盛塾長の講話より
《 真の勇気を持つ 》

 仕事を正しく進めていくためには勇気が必要です。ふだん私たちは、周囲の人から嫌われまいとして、言うべきことをハッキリ言わなかったり、正しいことを正しく貫けなかったりしてしまいがちです。
 仕事を誤りなく進めていくためには、要所要所で正しい決断をしなければなりませんが、その決断の場面では、勇気というものが必要となります。しかし、そこでの勇気とは蛮勇、つまり粗野で豪傑と言われる人のもっている勇気とは違います。
 真の勇気とは、自らの信念を貫きながらも、節度があり、怖さを知った人、つまりビビリをもった人が場数を踏むことによって身につけたものでなければなりません。

 「勇気をもつ」ということは、経営者として非常に大事なことだと私は思います。
 社長になれば、いろんな局面で必ずどうしましょうという相談が多くあります。
 多種多様な問題があり、非常に難しい問題、困難な問題もあります。
  そのときに社長自身に勇気がないと、どうしても易しい方向を選んでしまいます。 物事を決めねばならない時、難しいこと、困難なこと、そちらを選ぶほうが 正しいのではないかと内心では思いながら、勇気に欠けるところがあるものだから、安易な方向、安易な道を取ってしまうことが、経営者の場合には多々ありま す。
 あえて真正面から困難な道を選ぶべきだったのに、あのときに怯んでしまって、どうも勇気が足らなかった。そのために安易な道を選んでしまっ た。そういうケースで、失敗していくケースが中にはたくさんあります。ですから、トップの経営者の場合には、理屈抜きに勇気が要るのです。

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このページは、前田が2008年7月23日 09:28に書いたブログ記事です。

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