平成20年10月3日大阪市中央区 倫理法人会モーニングセミナーより

「致死率60% 超強毒新型インフルエンザから生き残るために」
講師:大阪府倫理法人会 普及拡大委員会 皆さま薬局 薬剤師 上村 仁子 様
本年4/10、倫理法人会の丸山理事長の堺講演でも、新型インフルエンザの話題を取り上げられ「これからの企業は、危機管理能力をしっかり持たないといけない。この問題をしっかり認識しておかないと日本、世界に大きな被害となる」とのことでした。
講師の上村様よりカラフルな絵コンテで、まず鳥インフルエンザ、新型インフルエンザ、インフルエンザ かぜの違いを説明されました。
鳥インルエンザは、 H5N1型と呼ばれ、種の壁を越えて、野鳥からニワトリ、ニワトリから人間に感染していくインフルエンザで致死率60%と予測されています。
最近のニュースで、京都、岡山、宮崎の鳥インフルエンザ事件がありましが、養鶏場の多量の鶏を処分し、同囲2km封じ込めるという対策をとっています。
この鳥インフルエンザにかかると、サイトカイン・ストームという、ウィルスの体内侵入をきっかけに免疫システムが「暴走」する現象が発生し、ウィルスを熱で一斉にやっつけようと、すべての内臓の臓器が熱を持ちます。そして熱の影響で内臓が機能しなくなります。この過剰防衛反応が、致死にいたる要因です。若い10代から30代が最も危険だそうです。
過去の例を見ると、1918年スペイン風邪では、推定4,000万~8,000万人死亡(世界人口18億人)しました。日本では2300万人が感染し、39万人が死亡したと記録されています。
パンデミックとよばれる新型インフルエンザの世界的流行した場合には、現在世界人口60億人ですから、1億5,000万人から3億6,000万人が死亡、日本では総人口1億2,000万人ですから64万人~210万人が致死に至ると予測されています。
対策として、企業を守る6カ条を教えていただきました。
1.危機管理体制、行動計画の策定、
2.マスク、手袋、消毒剤などの備蓄
3.在宅勤務、テレビ会議の活用
4.会議、集会の中止
5.海外の社員・家族の退避・残留の検討
6.社会機能維持業務の優先、業務縮小も検討
個人では、身を守る7か条として
1. うがい・手洗い・マスクの励行
2. 食料・水・日用品の確保・備蓄
3. 咳エチケットの徹底
4. 頃から情報収集に努める
5. 十分に休養をとり、免疫力を高める
6. 不要不急の外出の差し控え(1ヶ月 外出禁止も)
7. 感染したときは、保健所に届ける
本当の恐ろしいお話で、それも身近なところまでやってきているということが理解できました。危機管理をしっかりしなければと思いました

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