世代を超えた恩返し

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 会社の先輩の葬儀に参列したN氏は、「自分が駆け出しの頃、この先輩が厳しく接してくれたことが、今の財産になったのだな」と当時を振り返りました。

 N氏は新人時代、その先輩から挨拶の仕方、作業の段取り、宴席でのお酒の注ぎ方まで、細かく指導されました。叱責を受けた後などは、「もう顔を合わせたくない。明日は出社したくない」と落ち込み、思い悩んだこともありました。

 数年後、N氏が若手を指導する時期が来ました。しかし、「彼らに嫌われたくない」という思いから、注意を躊躇【ちゅうちょ】することが何度となくありました。

 「それでも先輩は、自分のために厳しく接してくれたのだ」と当時の指導のありがたさを実感してきた矢先に、先輩の訃報が届いたのです。

 通常の恩返しは、恩人本人に返すことを指しますが、上司・先輩からの恩を後進に施【ほどこ】すのは、「世代を超えた恩返し」と言えるかもしれません。

 「先輩が自分にしてくれたことを後輩に実践しよう」と決意を新たにしたN氏は、時には鬼となり、カミナリを落としながら、その成長を見守っています。


前田 今日の心がけ◆受けた恩を返します
 


★このお話のエピソード
この話は大阪中央区倫理法人会 中田会長が地方の倫理法人会の講演でお話した
内容を元に書かれています。(職場の教養は、60人ぐらいの倫理研究所のインストラクター
の方々で寄稿されているとのことを教えてもらいました。)

中田会長が、俺の話に似ていることがでているなと思ってたら、実は中田会長のお話だった
ということ。

そしてこの1月9日は中田会長の誕生日であること。

偶然といえば、偶然ですが。こんな不思議なことってあるのですね!!
何か運命的な物のを感じます。
 
 中田会長は同業者の若い人材にも、自分のノウハウをどんどん教えていってあげるそうです。
それが自分を育ててくれた方々にも、恩返しになるとのこと。
器量の大きな経営者だとお話しを聞き、感心しました。

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このページは、前田が2009年1月 9日 15:55に書いたブログ記事です。

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