障子張り

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 M氏は、ここ数年、年末は仕事に忙殺され、障子の張替えまで手が回らない状況が続きました。そのため、春先が障子の張替えの時期になっていました。

 プロ並みに仕上げるのは無理としても、氏は性格的に、ムラができたりゆがんだりすることが許せず、毎回、逃げたい気持ちでいっぱいでした。

 仕方なしに今年も障子の張替えを始めたM氏ですが、思うように仕上がらず、不満は増すばかりでした。〈所詮【しょせん】、素人がすることだから〉と、自分で限界を決めようとするのですが、それに反してイライラ感が募ってきました。

 しかし、ある講習で習った「物は生きている」の言葉を思い出し、M氏はそれを実行することにしました。うまく張れないのは、イヤイヤやっているからだと感じたM氏は、〈きれいに張替えれば、人と同じように障子も喜んでくれる〉というイメージを持つようにしたのです。

 すると、先程の逃げたいという邪心【じゃしん】は消え、心が穏やかになりました。そして、これまでとは違う、きれいに紙が張られた障子が、目の前に現われたのです。


前田の今日の心がけ喜んで行ないます。

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このページは、前田が2009年3月 4日 19:49に書いたブログ記事です。

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