個々の気を揃えて 組織を活性化させよう【今週の倫理2009.4.18】

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南北に長く広がる日本列島を、桜前線
が北上しています。沖縄では先月中旬に
はその時期が過ぎ、いよいよこれからと
心待ちにしている東北や北海道まで、大
自然の生命がいっせいに萌える季節です。
街では新入社員たちの初々しい姿を目に
します。誰しも「自分にも、あのような
頃があったな」と懐かしみつつ、気分を
一新したい季節でもあるでしょう。
穏やかな季節の一方で、中小企業は厳
しい淘汰の嵐に晒されています。昨年来
の世界的な経済の大変動の中で、生き残
りを賭けた戦いを強いられているところ
も少なくありません。また逆に、このよ
うな時期だからこそ、社員と危機感を共
有できる絶好のチャンスと捉え、組織の
精鋭化に取り組む企業もあるようです。
企業は、同じ時間、同じ空間を共有す
るだけの「集団」ではありません。組織
として成立していなければ、いずれは淘
汰の波に呑み込まれてしまいます。
組織として成立するためには、まず共
通の目的を持つことが求められます。社
会情勢が激変を続ける中で適応し続けて
いくには、組織の普遍の縦軸とも言える
共通目的、すなわち「理念」を欠くこと
は出来ません。組織を構成する一人ひと
りが理念を共有することで、変化に対し
て柔軟かつ俊敏に対応しうる組織のバッ
クボーンを作るのです。

次に、仕事に対する個々人の貢献意欲
を高めることです。言われたことだけを
やればいい、周囲の人間におんぶに抱っ
こ、指示待ち等々は、貢献意欲に欠けた
人間の典型でしょう。組織の力を高めて
いくには、各人が自身の持てる力を発揮
したいという意欲を持つことが大切です。
さらに、これら共通目的と貢献意欲を
個々人の意識の中で統合していくのが、
組織内のコミュニケーションです。いく
ら貢献意欲があっても、方向がずれてい
れば、それは徒労になってしまいます。
また、チームワークが発揮できなければ、
結果として大きな無駄が生じます。組織
内での縦横のコミュニケーションが円滑
で密度の濃いものになれば、各々が組織
の中での立場を認識し、意識を統一して
目的に向かうことができ、組織力は何倍
にも高まるでしょう。
以上の事柄は、実は毎日の「活力朝礼」
の中で実現できることです。社是・社訓
の唱和やワンポイント的な学習の時間を
とれば、掲げた理念を社員一人ひとりの
中に熟成させるきっかけとなります。前
日の業務における誰かの小さな貢献を取
り上げれば、周囲に認められることにな
り、意欲を高めます。また、姿勢や返事、
挨拶などの基本動作は、働く意欲の土台
となるものです。そして何より、朝礼の
中での報告・連絡、そして発声や動作を
合わせて「気をそろえる」ことが、コミ
ュニケーション力を高める道となります。
今こそ活力朝礼によって、働き甲斐の
ある組織を創造しようではありませんか。

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このページは、前田が2009年4月18日 06:46に書いたブログ記事です。

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