思いやり

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H氏は、足を怪我してしまいました。そのため電車に乗った際、お年寄りや体の不自由な方のための優先席に座っていました。

 すると、ある駅で杖をついたお年寄りが乗ってきました。しかし、優先席も含めてすべての座席がいっぱいで、そのお年寄りは座ることができずに、困っている様子でした。

 譲るべきかどうか、足の痛さと葛藤【かっとう】していたH氏。結局、隣に座って賑【にぎ】やかに会話をしている若いカップルに、氏の思いを託【たく】しました。

 その時、カップルの隣に座っていた外国人が席を立ちました。そして、お年寄りのところまで歩いて行き、「ドウゾ、コチラニ、オスワリクダサイ」と席まで案内したのです。お年寄りは、笑顔でお礼を言いながら席に座りました。

 H氏は、日本人が大切にしてきた思いやりの精神を、外国人から改めて教えられた気がしました。最初のひと言や一歩を踏み出す勇気を持ち、自分も譲り合う気持ちを忘れないようにしようと思ったのでした。



今日の心がけ気持ちを形に表わします。
 

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このページは、前田が2009年4月 2日 23:16に書いたブログ記事です。

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