ミツバチの教訓

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 かつてヨーロッパの養蜂【ようほう】業者は、寒暖の差が少なく、一年中花が咲き乱れるオーストラリアの気候に目を着【つ】け、蜂と共に海を渡りました。

 しかし、常に花が身の回りにあるという「安心」がかえって災いしたのか、当初は順調に蜂蜜を採取したセイヨウミツバチたちは、そのうちあまり働かなくなり、事業は失敗に終わったのです。

 逆に、ミツバチの天敵である大スズメバチが生息するという「不安」が存在するのが日本です。そのような状況下で、ミツバチたちは天敵から身を守るため、集団で大スズメバチを囲み、体温によって殺してしまう術を身につけています。

 何のストレスもない状況に長く身を置いていると、私たち人間でさえも気を緩【ゆる】めたり、退化してしまうことがあります。「適度なプレッシャーは人を成長させる糧となる」と言われる所以です。

 日本を覆う経済環境は、非常に厳しいものがあります。逆境にある今だからこそ、社内の皆が一致団結し、連帯の力を養いたいものです。


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このブログ記事について

このページは、前田が2009年4月19日 23:48に書いたブログ記事です。

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