呼びかけ

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 歯科助手のA子さんは、なるべく多く、患者に声をかけるようにしています。治療に来る人たちの表情に、不安な様子がうかがえるからです。

 ある日、初診の患者が来院しました。A子さんは、緊張している患者に対して、ゆっくりとした口調で、症状を訊ねました。「いつからですか?」「それは大変でしたね」と応対しているうちに、患者のこわばった顔が緩【ゆる】んでいきました。

 しかし、診察に入ると、また表情が硬くなります。そこでA子さんは、顔を見るたびに名前を呼び、「〇〇さん、だいじょうぶですよ」「〇〇さん、もう少しですからね」と笑顔で話しかけました。

 すると、少しずつですが、患者の表情が柔らかくなっていきました。A子さんは、治療を終えた患者に「名前を呼んでくれたから、落ち着きました。ありがとう」とお礼を言われました。

 人は名前を呼ばれた時に、個人として認識されていると感じます。状況を見極めて、うまく声をかけていきたいものです。


今日の心がけ名前を呼びます

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このページは、前田が2009年4月26日 22:01に書いたブログ記事です。

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