基本で決まる

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 講談師で人間国宝の一龍斎貞水【いちりゅうさいていすい】氏は、「確かな『芸』の構築【こうちく】は、遠回りしてでも、根本となる基礎をしっかりと固めることが秘訣」と語ります。

 講談師になると最初に、合戦を表わした「修羅場」を学びます。徳川家康と武田信玄の戦いを描いた「三方原軍記【みかたがはらぐんき】」等を暗記し、発声、呼吸、間の取り方、張り扇の叩き方など、講談の最も基本となる語りの調子と声を作ります。

 それから「赤穂義士伝【あこうぎしでん】」や「怪談噺」、「お家騒動物【いえそうどうもの】」や「名工伝【めいこうでん】」などの古典から、世相を反映した新作講談へと展開していきます。

 「新しいジャンルや大ネタに挑戦するのは、素晴らしいことですが、長い眼で見ると、基礎が出来ていないと本物にならない」と氏は言います。分野は違いますが、元・サッカー日本代表の中田英寿【ひでとし】氏も基礎の大切さを強調しています。

 私たちもそれぞれの職場において、世代、立場ごとに「ふさわしい人間性を持って行動する」ことが大切です。今の自分の基本を見つめ直し、「自分らしい」仕事ぶりで、日々の業務に取り組みたいものです。


今日の心がけ仕事の基本を見直します。

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このページは、前田が2009年5月14日 06:10に書いたブログ記事です。

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