逆提案

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 人気イラストレーターのIさんは、何社ものクライアントと付き合いがあり、同時に数本の仕事を進めることも少なくありません。ある時、2社の求めるイラスト内容が、偶然にも同じ内容になってしまいました。

 両社は同じ業界で、イラストを商品カタログに使うところまで一緒。「面倒なことになった」と思ったIさんは、双方に「別のイメージで勝負しませんか」と逆提案する作戦に出ました。どちらかが現状を回避してくれればという狙いです。

 すると、A社の担当者から電話がありました。「この仕事は、当社の企画部門が以前から練ってきた案であり、こちらを尊重したい。Iさんが乗り気でないのであれば、別のイラストレーターに頼むことにします」と言います。

 その翌日、今度はもうひとつのB社から「今回は写真を使うことになりました。申し訳ありませんがキャンセルさせてください」と連絡が入ったのです。

 結局、両方の仕事が消滅したIさんは、「駆け引きなどせず、アイデア本位で勝負すべきだった。自分の傲慢さが仕事と信用を失くした」と反省しきりです。


今日の心がけ誠実な仕事をします

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このページは、前田が2009年6月14日 11:20に書いたブログ記事です。

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