共感脳の活性化

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 ある日の朝礼で、S氏は不思議な感覚を味わいました。

 朝礼リーダーになっていたS氏は、普段以上に大きな声を出し、参加者がスローガンを発する声が一つになるよう、氏から声を合わせるようにしました。

 全員の声がピッタリ一致して声を出していた時でした。S氏はこれまで味わったことのなかった心地よさを感じ、心が明るく元気になったのです。

 この現象は、脳の研究でも解明されています。東邦【とうほう】大学医学部教授の有田秀穂【ありたしゅうほ】氏は、自分以外の誰かとコミュニケーションが密になると、脳の前方に「共感脳」とよばれる部位が活性化され、癒しの効果につながるといいます。

 自分の行為が人に感謝されることで、自身も幸せな気持ちになれます。これが、人間が発達させてきた「脳」が選んだ幸せの形なのです。したがって、「共感脳」を適度に刺激するきっかけが、S氏の参加する朝礼にはあったといえるでしょう。

 声を合わせて挨拶をしたり、相手の話にうなずくなど、自分から相手に共感する働きかけをして、幸福感あふれる職場を築いていきたいものです。


今日の心がけ◆人との触れ合いを大切にします
  

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このページは、前田が2009年12月12日 10:16に書いたブログ記事です。

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