ある日の夕方、M子さんは7歳の娘を自家用車に乗せて買い物に行きました。その帰路【きろ】、土手沿いの道の溝【みぞ】に、左側のタイヤを脱輪【だつりん】してしまいました。
突然の出来事に困惑【こんわく】していると、部活動でランニング中の女子中学生たちが通りかかりました。すると、生徒の一人がM子さんに「大丈夫ですか。今、部員が応援を呼んできますので」と声を掛けてくれたのです。
さらに別の生徒たちは、「大丈夫だから、心配しないでね」と娘の面倒を見てくれたのです。やがて応援に駆けつけた大人たちと共に、生徒たちは車の救出に成功しました。
ホッとしたM子さんの横で、生徒たちは、協力してくれた大人たちに「ありがとうございました」と爽【さわ】やかな笑顔でお礼を言って立ち去りました。
「今の若者は自分勝手だ」という意見を聞いたりします。しかし、困っている人を見かけても知らない振りをして通り過ぎてしまうのは、私たち大人のほうです。彼女たちの爽やかな勇気ある行動に、心から声援を送りたいものです。
今日の心がけ◆困っている人を助けます

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