新幹線の座席指定

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 出張先で朝からの長い会議を終えたKさんは、東京までの新幹線の指定席券を買うために、駅の窓口に行きました。

 夕方の混雑【こんざつ】した時間帯でしたが、指定席車両は窓側も通路側も座席に余裕がありました。徹夜【てつや】で会議の準備をして疲れ切っていたこともあり、眠って帰りたいと思い、人の出入りのない窓側の座席を取ることにしました。

 若い女性の窓口係員は、「お疲れのようですが、進行方向側と左側のどちらがよろしいでしょうか」と尋【たず】ねてきました。どちらでもよい旨【むね】を伝えると、係員は「では左側のお座席にいたしましょう」ときっぱりと言いました。

 乗車券を受け取る際、「左側のほうが景色がよいのですか」と尋ねてみました。すると、係員は「進行方向右側のお席ですと西日が当たり眩【まぶ】しいと思いましたので、日が当たらない左側のお席にさせていただきました」と答えたのです。

 Kさんは、<とっさの中でお客様の状況を把握【はあく】できる心配【こころくば】りが素晴らしいな>と感謝し、ぐっすりと眠りに就【つ】き東京へ戻ることができたのでした。


今日の心がけ◆とっさの事態に備えます
  

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このページは、前田が2009年12月24日 09:18に書いたブログ記事です。

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