傘よ、ごめんなさい

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 集中的な豪雨のあった翌朝のことです。出勤途中のMさんは、無残にも道端に投げ捨てられた何本ものビニール傘を目の当たりにしました。どの傘も骨が折れて使い物にならない状態でした。

 骨が折れてしまったビニール傘なので、二度と使えないことは誰が見ても明白です。<これらの傘を使った人たちは、物に感謝ができているのだろうか>と、Mさんは悲しい気持ちになりました。

 Mさんは所属する勉強会の中で、「物は生きている。純情の発露【はつろ】である愛によって、物はつくられ、その人のために活用される」と学んできたからです。

 その言葉を思い出し、<傘は豪雨の中でも、人のために骨が折れるまで必死に雨から守ってくれた。必要がなくなったからと、このような所に捨ててしまってごめんなさい>との思いで、道端の傘を回収したのでした。

 物に囲まれ、物に支えられて生かされているのが私たちです。もの言えぬ物だけに、「ありがとう」と感謝の心で使用していくことが大切なのです。


今日の心がけ◆物にも感謝の心を向けます

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このページは、前田が2010年1月29日 13:27に書いたブログ記事です。

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