M氏は腹痛【ふくつう】で体調不良の中、出張しました。タクシーで得意先の会社に到着し、精算【せいさん】が終わった時、薬を自宅に置き忘れてきたことに気がつきました。
慌【あわ】ててタクシーの運転手に「この辺に薬局はありますか」と尋ねると、「車で5分ほどの所にありますよ」と答えました。そして、即座に「顔色が悪そうですね。すぐに向かいましょう」と言い、車を走らせたのです。
M氏が薬を購入【こうにゅう】し車へ戻ると、運転手は「薬を買うことができてよかったですね」と言葉をかけ、元の場所まで送り届けてくれたのでした。
お礼を言って支払いをしようとするM氏に、運転手は「お役に立てて良かったです。お大事にしてくださいね」と優しく言い、お金を受け取らなかったのです。
困った時の誠実無比【せいじつむひ】な助けこそ、ありがたいものはありません。仕事を超越【ちょうえつ】した真心【まごころ】からの働きやサービスは、人を感動させ、幸せにします。
自分本位の考えではなく、お客様を喜ばせ、その喜びが自分の喜びとなる働きを目指していきたいものです。
今日の心がけ◆真心のこもった働きをします

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