人が生活をする上で、なくてはならないアイテムと言えば、洋服、下着、タオルなど、衣食住の衣の要素が大部分を占めるでしょう。
中でも、靴は、職場人【しょくばじん】には欠くことのできない必需品です。毎日使用し、私たちの足を守ってくれる存在であるにもかかわらず、その手入れはずさんなものになってはいないでしょうか。
顧客先回りの多いNさんは、上司から「印象の良い身だしなみは足元から」と教えられて以来、靴の手入れには気持ちを向けてきました。しかしどうしても、黒い革靴のツヤが消えてしまうので、プロの靴磨きを頼ってみたのです。
年配の靴磨き職人は「リキッド系オイルばかり使うと、靴がこうして痛むんですよ。乳化性クリームをよく擦【す】りこんでやらないとね」と、靴の状態を見ただけで、Nさんの手抜きによる手入れの改善を促【うなが】したのでした。
物には働きという「いのち」があります。その物の特質を生かした手入れを励行【れいこう】することで、より優れた機能を発揮してくれるのです。
今日の心がけ◆道具の手入れに気持ちを込めます

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