譲【ゆず】る心

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 夕方のラッシュ前の時間帯に、Uさんは吊【つ】り革につかまりながら本を読んでいました。
電車の中は席こそ埋まっていますが、人は少なめでした。ふと気がつくと、杖をついた老婦人が優先席の近くで辛【つら】そうに立っていました。

 優先席に目をやると、高校生の男子2人がどっかと座り、残りの1人分のスペースにはバッグを置いているのです。優先席は、お年寄りや妊婦の人がいれば優先的に利用されるべき席です。

 Uさんは、<なぜ優先席なのに譲らないんだ>と思い、「バッグを下ろして座席を詰めてあげてください」と言いました。高校生は足元にバッグを移し、老婦人は席に座ることができましたが、後味の悪さが残りました。

 ところが、数日後の同じ時間帯の電車内で、老夫婦に座席を譲る女性がいました。すると、隣の席の男性もつられて席を譲ったのです。その光景を見て、譲る心があれば、周囲の人たちにもその想いが波及【はきゅう】するのだとUさんは感じました。

 私たちも自ら潤滑油【じゅんかつゆ】となって、住みよい社会を作る一員となっていきましょう。


今日の心がけ◆譲る心を持ちます

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このページは、前田が2010年3月 6日 16:58に書いたブログ記事です。

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