U氏は以前、職場近くのスーパーで、昼食の弁当を買っていました。店員は必死で笑顔を作り、大声で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と繰り返しています。
最初は気にならなかったU氏でしたが、過剰な笑顔と挨拶が次第に痛々【いたいた】しく感じられるようになりました。また、急【せ】かされているようで、ゆっくり弁当を選ぶ気になれず、次第に足が遠のき、別の店を利用するようになったのです。
「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」という格言があります。「物ごとが行き過ぎているのは、道理の上からは、かえって及ばない」とし、「過剰を戒【いまし】め、少し慎【つつし】むくらいがよい」と、適度な行動が大切であることを意味しています。
元気な挨拶や返事は店や企業の活力の源です。しかし心のこもらない形ばかりのオーバーアクションは、逆効果になる場合もあるのです。
朝礼での挨拶、返事は一日のスタートを元気づけ、習慣づけるための訓練です。形に加えて、心を込めた挨拶や返事をしていきましょう。
今日の心がけ◆状況を考えて行動します

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