親に対する恩【おん】を持って日々の生活を営むことは、人としてとても大切なことです。
親元を離れ、毎日忙しく働いているNさんは、営業先で「孝行したいときに親は無し」という話を耳にしました。その時、Nさんは「親には迷惑をかけていないし、普段からプレゼントを贈っている。自分には無縁だ」と思ったのです。
しかし後になり、〈最近、両親に電話をしていないな〉と思い、久しぶりに実家へ電話をかけることにしました。電話に出た母親はとても喜び、Nさんの生活を気づかいながらも楽しそうに話を続けました。
電話を切る際には、「あなたは自分の好きな道に進んで生きている。それが一番嬉しい。離れていても元気でやっていてくれることが、何よりの親孝行だよ」と言われたのです。Nさんは、「親思う心に勝る親心」を痛感しました。
〈自分一人で生きている〉と思ってきたNさんでしたが、今の自分があるのは深い愛情で育ててくれた両親のお陰だと、感謝の念が湧【わ】いたのです。
以前よりもこまめに両親との連絡を取り、一所懸命仕事に打ち込むNさんです。
今日の心がけ◆親に感謝して仕事をします

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