2011年8月アーカイブ

突然の人事異動

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 突然の人事異動が決まり、I さんは新しい部署での仕事がスタートしました。
不安や戸惑【とまど】いを感じながら、日々の業務に取り組んでいたのです。

 何をどうしたらいいのかわからず、四苦八苦【しくはっく】していた時に、上司から「わかる、わからないではない。頭の中が未整理でも、消化不良でもいいから、とにかく動きなさい」とアドバイスされました。

 I さんは〈とにかく動く。動きながら考える〉を念頭に業務に取り組むようになり、半年が経過しました。その頃には、上司が何を求めどう考えているのかを、察【さっ】することができるようになっていたのです。

 I さんは「上手くいかなくても試行錯誤【しこうさくご】をしながら動くことで、理解できることが徐々【じょじょ】に増えました」と自己の成長を振り返ります。

 じっくりと物事に向き合い、考えることが必要な場合もあります。しかし、考えるだけでは成長はありません。自分に何ができるのかを考え、そして行動へと移すことが、物事を着実に前進させるのです。


今日の心がけ◆動きながら考えましょう

赤面体験

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 中堅社員のA氏は、入社間もないころに行なわれた新人研修でのある体験を、10年経った現在でも一つの教訓としています。

 それは、新入社員が一人ずつ壇上に立って、自己紹介をする場で起こりました。人前で話をするのが苦手なA氏は、「えーと、私は緊張すると、顔が赤面してしまいます」と、しどろもどろで言いました。

 それを聞いたある新入社員が、「顔が赤くなることを赤面というのであって、『顔が赤面する』という表現はおかしい。『骨折が折れる』『頭痛が痛い』というのと一緒だ」と得意気【とくいげ】に言い、A氏は笑いものにされてしまったのです。

 悔しさと恥ずかしさでさらに赤面したA氏でしたが、新人研修を担当した先輩社員の一言に救われました。「相手の間違いを正すことは簡単である。相手に、その間違いを気付かせるのは難しいことだ」というものです。

 現在、部下を持つ身となったA氏は、彼らの質問や相談に対して安易【あんい】に答えを出さず、部下が回答を自ら出せるような環境作りに力を注【そそ】いでいます。


今日の心がけ◆過去の失敗を現在に活かしましょう

実りある働き

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 お盆休みが過ぎ、夏の全国高校野球も終わり、朝晩にわずかながらも秋の気配が感じられるようになりました。秋は「実りの秋」といわれ、多くの作物が収穫【しゅうかく】の時季【じき】を迎えます。

 「春植えざれば秋実らず」という諺【ことわざ】があるように、実りを得【え】るためには春の種蒔【たねま】きが必須です。加えて梅雨【つゆ】の長雨【ながあめ】や夏場の草取りなど、様々な要件を経【へ】て初めて「実りの秋」を迎えることができるのです。

 仕事においては、こうした働きのないところに成果だけが生まれることはありません。一定の成果を上げるためには、それ相応の働きが必要です。

 しかし、人は往々【おうおう】にして成果に意識が集中し、その原因を振り返ることを忘れてしまいます。成果の善し悪しにかかわらず、その成果を生み出した働きが明確になれば、次へのステップにもつながります。

 今、この瞬間の働きが、近い将来に現われる成果に通じると自覚して、無駄のない働きを意識しつつ実りある秋を迎えましょう。


今日の心がけ◆将来の成果を意識して仕事に臨【のぞ】みましょう

配慮ある声掛け

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 新入社員のY君は、同僚【どうりょう】のK君の欠点ばかりが目につきます。挨拶【あいさつ】や時間にルーズであり、Y君にとって当たり前の行動がK君にはできません。

 そのような事態に腹を立ててばかりいたY君。見かねたM先輩が「欠点にはその背景があるものだ。きっとKには相応【そうおう】の負の経験があるのだろう」と言いました。そして「君にも欠点が一つや二つあるのではないか」と問い掛けました。

 振り返るとY君にも思い当たる節がありました。それは人づき合いが苦手なことでした。学生時代に友人間でいざこざがあり、以後、人間関係を良くしようと努力はするものの、なかなか上手【うま】くいかずに苦しい思いをしてきたのです。

 先輩の助言をきっかけに、Y君は「きっとK君にもいろいろな過去があったのだろう。彼も良くなろうと努力しているに違いない」と思えるようになりました。それ以来Y君は、自然と腹を立てることが少なくなっていきました。

 誰もが欠点を持っています。その欠点を改善に向かわせる一助【いちじょ】として、相手の立場で言葉を添【そ】える配慮を心【こころ】したいものです。



今日の心がけ◆配慮ある言葉を掛けましょう

好意のリレー

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  困っている時に親身【しんみ】になってもらえることほど、嬉しく有り難いものはありません。Tさんは出張先で財布を失くしてしまいました。

 列車の切符を購入する時に、財布をその場に置き忘れたようです。そのまま空港に行き、飛行機で次の出張先へ向かう間にそれに気づいたのです。

 Tさんはあわてて到着先の空港のカウンターに行きました。対応した女性係員は、事情を説明するTさんの様子を察し、すぐに駅へ問い合わせてくれました。

 その後、駅に財布が届けられていることがわかると、手を尽くし、「次の飛行機で届けるようにします」と段取りまでつけてくれたのです。

 仕事を終えたTさんが空港に行くと、別の社員が「お話は承【うけたまわ】っております。これですね」と財布を手渡されたのです。

 何人もの思いやりの心がバトンリレーのようにつながり、無事に財布を手にすることができたTさん。感動と感謝を深め、人に親切を尽くす尊【とうと】さを改めて教えられたのでした。



今日の心がけ◆相手の身になって対応しましょう

前任者を慕う

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 人事異動などで就【つ】いた新たな部署では、良好に推移【すいい】している業務も懸案【けんあん】となっている事項も、包括【ほうかつ】して受け継がなければなりません。

 その際、軌道【きどう】に乗った仕事はスムーズに継続できますが、積み残しの業務に直面する場合もあります。そのような際には、前任者【ぜんにんしゃ】を責める心や嫌う心、また改善に対する猛烈【もうれつ】な欲求が頭をもたげます。

 しかし、引き継いだ業務に対し、まずは前任者の手法をありのままに踏襲【とうしゅう】することが肝要です。「これまで本当によく取り組んでいただきました。謹【つつし】んで業務を遂行【すいこう】いたします」と感謝する心が、次へのステップとなります。

 前任者の足跡【そくせき】を素直にそのまま追うことで、工夫・改善に臨【のぞ】んだ部分がわかるのです。どのような壁があり、どのようにして現状になったかという背景を実感できます。そして、これから打つべき新手【あらて】が自【おの】ずと見えてくるのです。

 「成果が出たのは前任者のお蔭だ」「マイナスの結果は全て自己責任である」と受け止め、前任者への感謝と礼を怠【おこた】らずに現状突破【げんじょうとっぱ】を図【はか】りたいものです。


今日の心がけ◆よき継承者になりましょう

臨機応変な対応

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 Yさんはショッピングモールや劇場などが併設【へいせつ】されている、大型温泉施設に宿泊しました。

 翌朝、Yさんは他の利用客と一緒に、駅へ向かう送迎バスを待っていました。しかし、予定の時刻になってもバスが来る気配がありません。利用客が時間を気にし始めた頃、施設の係員がバス乗り場まで走って来ました。

 そして、「申し訳ございません。途中で車のトラブルがありました。別の車を手配しますので、少々お待ちください」と頭を下げました。その言葉に一同はホッとしたのです。

 定刻より遅れての出発となりましたが、臨時の運転手から「4名様ですので、決められたバス停に限らず、皆様それぞれに降【お】りる場所を言っていただければ、そちらまでお送りします」との言葉がありました。

 Yさんは感激し、終点の駅へもほぼ予定通りに到着したのでした。どのような状況下でも、お客様の立場に立った対応が、信頼関係を構築していくのです。



今日の心がけ◆お客様の立場になって対応しましょう

人とのつながり

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 無縁社会【むえんしゃかい】が静かに確実に広まりつつあると懸念【けねん】されています。

 人とのつながりが切れ、家族とのつながりが切れ、企業とのつながりが切れ、やがて社会とのつながりが切れていくという状況です。

 「縁【えん】」には、つながりや結びつき、関係性という意味があります。それがさらに深まると、絆【きずな】という表現になってくるでしょう。

 「これも何かの縁ですね」「生まれた時から二人は赤い糸という縁で結ばれていた」「あいつとはクサレ縁でね」など、日常会話の中で使われています。しかしつながりは、目で見て確認することはできません。

 つながろうとする意識を強く持たなければ、時の経過とともに縁は薄れ、切れやすくなってしまいます。昨今【さっこん】は過剰なつながりを嫌う傾向がありますが、良好なつながりは大切にしていきたいものです。

 「挨拶は心と心をつなぐ金の鎖【くさり】」という表現があります。まずは家庭、職場、近所の人たちに、明るく元気な挨拶を投げかけてみましょう。


今日の心がけ◆明るく挨拶を交わしましょう

携帯電話のマナー

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 お客様や知人に携帯電話を掛ける際、マナーとして「今お話ししても大丈夫でしょうか」と一言【ひとこと】添えることが大切です。

 電話は、相手が目の前にいないため、つい自分を中心に話を進めてしまいがちです。まずは、相手の事情を確かめる言葉を掛けることが大切です。こちら側は電話で話せる状態でも、相手は対応できない可能性があるからです。

 公共の場所では、周りの人たちへの心遣【こころづか】いが必要です。電車内ではマナーモードにし、電車の優先席付近や病院内での電源オフは当然です。また、電話に出る場合には大声で話さないことも常識です。

 これらのマナーの基本は人を思いやる心です。医療機器を使っている人に配慮したり、周囲の人が不快にならないような心配りです。相手に配慮し、お互いにすがすがしいマナーで生活できるよう心がけたいものです。

 私たちは仕事を通して社会に貢献していますが、まずは社会人として周囲の人を思いやる心で行動していきましょう。


今日の心がけ◆思いやる心を持ちましょう

よく聴く

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 「無【な】くて七癖【ななくせ】」という諺があるように、誰もがクセを持っています。その一つに、他人【ひと】の話をよく聴かないクセを持つ人は少なくありません。

 スーパーマーケットのK店長もかつてはそうでした。独【ひと】り善【よ】がりの考えには限界があり、そこから導【みちび】き出される営業成績は余りよくありませんでした。

 ある日K店長は、〈自分には他人の意見をしっかり聴かない悪いクセがある〉と気づき、従業員の考えを最後まで聴く習慣を身に付けようと思いました。

 K店長は自分と異なる意見を聴くと、その場で口出ししたくなりましたが、それをぐっとこらえて、最後まで聴くことに徹【てっ】しました。そして、「なるほど」と頷【うなず】きながら、自分の中にすべてを受け入れるようにしたのです。

 それはとても忍耐のいることでした。しかし、最後まで聴くことによって、時には自分の考えよりも従業員のほうが、素晴らしい改善案を持っていることがわかりました。やがて店には活気が表われ、お客様も増えていきました。

 自分以外は皆わが師です。よく聴くという良い習慣を身に付けたいものです。


今日の心がけ◆よい習慣を身に付けましょう

店員の好意

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 Nさんは妻とレストランで昼食を摂【と】ることにしました。席に着き、携帯電話を確認すると上司からのメールで至急連絡しなくてはなりませんでした。

 ところが、携帯電話の電池が切れかかっており、その旨を店員に伝えると、「お客様の携帯電話をお預かりしてもよろしいでしょうか」と言われました。そこで、Nさんはその言葉に甘えることにしたのです。

 10分後、先ほどの店員が「おそらく大丈夫かと思います」と携帯電話を届けにきてくれました。Nさんが充電状況を確認すると、フルに充電されていなかったため、Nさんは「何て中途半端な店員だ」と妻に愚痴【ぐち】を言い始めたのです。

 すると、「今の店員さんにちゃんとお礼をしたの。わざわざお昼時の忙しい時間に、あなたのために充電をしてくれたんじゃない」と叱責【しっせき】されました。

 Nさんはその言葉にハッとしました。〈レストランは食事を提供する場所なのに、自分は店員の好意を逆に責めてしまった〉と深く反省したのでした。店を出る際、Nさんは店員に感謝の言葉を添えて、深々とおじぎをしたのでした。


今日の心がけ◆他人【ひと】の好意に感謝しましょう

愛車への想い

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 結婚6年目を迎え、家族が増えたKさんは、これまで乗っていた軽自動車から普通車に買い替【か】えることになりました。
 
 その軽自動車には、5年間のいろいろな想い出がありました。新婚当初に初めて買い求めた大きな買い物で、愛着【あいちゃく】がひとしおあったのです。Kさんの休日の日課は愛車の洗車から始まるといってもよいほどです。
 
 いつの間にか車に名前をつけて呼んでいたKさん家族で出かける時には、4歳の長女まで車を愛称で呼び、「今日はお出かけ、安全運転で行くからね。お願いします」と語りかけるようになっていたのです。
 
 5年経っても新車同然の輝【かがや】きを放【はな】ち、室内も清潔に保たれた軽自動車は、予想以上の下取り価格がつきました。いよいよ下取りに出す日には、朝から家族全員で洗車をして送り出しました。
 
 Kさんは今までの5年間を思い出しました。無事故,無違反で運転できたことに、心から感謝の念が溢【あふ】れてきたのでした。
 

今日の心がけ◆物は生き物として愛情を傾けましょう  

職人文化

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 様々【さまざま】な技術が機械化され、大量生産がなされています。その流れの中で、職人の存在が危【あや】ぶまれ、その技の継承【けいしょう】に危機感を感じる人も少なくないようです。

 技術は進化せざるを得ない宿命を持ち、その進化の過程で「時代に即【そく】し続けるもの」と「風土に根ざし続けるもの」とに分かれるといわれます。

 「時代に即し続けるもの」は、大量化、機械化、システム化により「商品文明」として結実【けつじつ】します。「風土に根ざし続けるもの」は少量化し、手業【てわざ】となり伝習【でんしゅう】され、「作品文化」として結実します。手業で物を作り出す人を職人といいます。

 機械が太刀打【たちう】ちできないものが、職人が命とする「勘【かん】」「コツ」「手間ひま」の存在です。それらが継承され、洗練される時、その技術が地域独自の職人文化として開花するのです。

 容易に真似のできない技術に挑【いど】み続ける職人の魂【たましい】とその存在は、広く捉【とら】えれば日本の文化を支える宝物といえるでしょう。

 地域ならではの文化を大切にし、伝え残していきたいものです。


今日の心がけ◆技術の継承を尊重しましょう

誰かがやるだろう

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 Aさんが、ある事務所を訪問した際、事務所の壁に「みんながやらねばならん重要な仕事があった。誰かがきっとやるだろうとみんなが思った。誰でもできたのに誰もやらなかった」と書いてありました。

 その言葉を見たAさんは、自分のことが書いてあるようで、とても恥ずかしい気持ちになりました。

 Aさんの職場には共用の電話が一台あります。ある日、その電話が鳴った際に、〈誰かが出るだろう〉と素知らぬ顔をしていました。ところが、誰も電話を取ろうとしないのです。

 ほどなく、「何をしている。電話が鳴っているだろう」と上司から一喝【いっかつ】されたのです。結局、その場にいた同僚があわてて受話器に向かったのでした。

 職場人としての基本を忘れていたAさんは、その後、ワンコールで受話器を取るようになりました。職場ではAさんに倣【なら】い、〈誰かがやるだろう〉という消極的な心が消え、活気あふれる姿勢で業務に向かうように変わったのです。



今日の心がけ◆職場人としての基本を遵守【じゅんしゅ】しましょうの継承を尊重しましょう

自由な心

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  「自由」という言葉に、私たちはどのようなイメージを持つでしょうか。国語辞典には「心のままであること。思う通り。自在【じざい】」などの表記【ひょうき】がありますが、仏教の世界では以下のようにいわれています。

 自由とは「自【おの】ずからに由【よ】る」と解釈【かいしゃく】されており、人が何らかの精神的な囚【とら】われから解放され、その人本来の姿であることを指します。元来【がんらい】自由とは、こうした意味あいも含んでいたといえるでしょう。

 社会生活を送る中、不足や不満、心配や恐怖など、マイナスの心に囚われてしまった経験は誰もがあるでしょう。しかし、原因は外にあっても、心の状態は自分自身が作り出しているのです。

 仕事においても、一度感情が乱れてしまうと、冷静な判断ができなくなります。マイナスの心が起こったならば、いったん止まって、その心から自由になるイメージを持ちましょう。囚われていた心に気づくと、打つべき手段が見えてきます。

 様々な感情に惑【まど】わされることなく、心穏【おだ】やかに実力を発揮したいものです。



今日の心がけ◆穏やかな心でいましょう

働きぶり

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 職場では各人【かくじん】が、それぞれの業務【ぎょうむ】を担【にな】っています。

 皆さんが働く職場では、何人の人が働いているでしょうか。働く人の数を数えるのは簡単ですが、働きぶりは数えることができません。

 仕事に対する愛情や情熱、業務に向ける集中度、自己向上への努力などは、十人十色【じゅうにんといろ】で千差万別【せんさばんべつ】の違いがあり、比較するのは難しいものです。

 しかし、職場において〈あの人は仕事をしている〉と、誰もが認める「仕事人」がいることも事実です。そのような人たちは、何が秀【ひい】でているのでしょうか。

 まず、他人【ひと】に強制【きょうせい】されて仕事をしている意識や、イヤイヤながらの業務感は一切持っていないように見受けられます。

 そして、自己の仕事に深い愛情と誇【ほこ】りを抱【いだ】き、使命感を燃やして仕事に邁進【まいしん】しているという共通点があります。

 自ら進んで働く時、やりがいや喜びが伴【ともな】うものです。仕事に打ち込み、仕事を自分のものにして、イキイキと働いていきたいものです。



今日の心がけ◆使命感を燃やして仕事に打ち込みましょう

朝は来る

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 倫理研究所は創立65周年記念事業の一環【いっかん】として、「メロディーで伝える『日本【にっぽん】の愛唱歌【あいしょうか】』」のCDを発行しました。

 明治・大正・昭和の時代を超えて歌い継【つ】がれた唱歌や童謡より51曲をセレクトし、小野崎孝輔【おのざきこうすけ】氏の編曲で収録した室内楽です。「朧月夜【おぼろづきよ】」「夏の思い出」「故郷【ふるさと】」など、数々の美しいメロディーと共に歌詞解説書も付いています。

 昭和21年、敗戦直後の日本を励ますため、朝日新聞社が健康的なホームソングを全国に募集しました。約1万通の応募の中から一等当選歌となったのは、「朝はどこから」という歌でした。

 倫理法人会会員は素直な心を育むために、明朗【めいろう】・愛和【あいわ】・喜働【きどう】の生活を心がけています。朝の力強い光をあびる場面から始まる、会歌【かいか】「夢かぎりなく」の歌詞には、活動の指標【しひょう】や揺るぎない願いが込められています。

 穏やかな心になれたり元気を与えてもらえたりと、歌は豊かな感性を醸【かも】し出してくれます。様々な場面で愛唱歌を口ずさみ、嬉々【きき】として歩んでいきましょう。


今日の心がけ◆愛唱歌を口ずさみ心に光を灯しましょう

ボランティアバス

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 災害時【さいがいじ】はボランティアによる支援が急務【きゅうむ】です。東日本大震災で被災した土地に、全国より支援物資が届けられ、大勢のボランティアが活動しています。

 一方で、被災地の受け入れ態勢【たいせい】が整【ととの】わないなどの諸事情【しょじじょう】により、ボランティアに制限がかかる場合もあります。そのような中、大型バスに活動に必要な物資や支援物資を積み、被災地へ向かう「ボランティアバス」が活躍をしています。

 グループでまとまって行くため、現地のボランティアコーディネーターの負担軽減や、道路渋滞の緩和につながると、その働きを期待されています。

 兵庫県社会福祉協議会の関連団体「ひょうごボランタリープラザ」は、阪神,淡路大震災時に全国から世話を受けたお返しにと、いち早くボランティアバスを走らせました。自己責任を貫き、ゴミは各自で持ち帰るという徹底ぶりです。

 全国の様々な団体がボランティアバスを派遣【はけん】しています。喜んで人の役に立つボランティア精神は、本当に尊【とうと】いものです。

 「何かのために」のエネルギーを、ひるがえって自身が前に向かう糧【かて】としましょう。


今日の心がけ◆人の役に立ちましょう

喜働

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 働きを意味する言葉は、一般的には「労働」が使用されます。

 倫理運動の創始者,丸山敏雄【まるやまとしお】は、働きを「喜働」という造語で表現しました。「喜働」を用いた理由を、自著『人類の朝光【ちょうこう】』で以下のように記しています。

 「『労』の字に、『つかれる』『くるしみ』『ほねおり』という意味があるからである。我らはこれを、『喜働』とおきかえる。進んで喜んで何も求めるところなく働く時は、体に疲労なく、しかも異常によい結果を収めることは、私どもが常に体験するところである」

 誰しも、趣味など好きな物事に集中している時には、時間が過ぎるのを忘れ、疲労感もなかったという経験はあるでしょう。

 気持ちの持ち方と取り組んでいる事柄の成否【せいひ】に着目して、喜んで働くという言葉を用いることを、丸山敏雄は提唱したのでした。

 心のあり方は物事を効率よく進める上で、潤滑油【じゅんかつゆ】のような役割をします。今日は普段よりも一息強く、「喜んで」と意識して仕事に取り組んでみましょう。


今日の心がけ◆喜んで取り組みましょう  

結婚記念日

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 13回目の結婚記念日を祝うため、Aさんは妻と子供2人を連れて、レストランでささやかな夕食会を行ないました。

 Aさんは〈これで妻に対して何とかお礼ができたな〉と一人で満足していました。ところが職場でその話を上司にしたところ、意外なことを言われました。

「A君、結婚記念日に家族で共にお祝いできたことは素晴らしい。けれども、奥さんに感謝の言葉を添えたかな、今からでも遅くないよ」との助言でした。

 Aさんはハットして、形だけ済ませて感謝の言葉も伝えずに、〈これでいいだろう〉と勝手に思い込んでいた自分が急に恥ずかしくなりました。

 十数年の間、出張の多いAさんは妻に幾度となく苦労をかけてきました。〈妻はどんな思いで自分についてきてくれたのだろう〉と思い返し、上司の「今からでも遅くないから伝えてあげなさい」との言葉を心に刻【きざ】み、帰宅したのです。

 Aさんは心の底から感謝の気持ちを込めて、妻に「ありがとう」の言葉を伝えたのです。


今日の心がけ◆感謝の気持ちを言葉で表わしましょう 

正鵠を射る

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 「正鵠を射る」とは、中国の古典から生じた言葉です。

 正鵠は矢を射る時の的の中央の黒点をいいます。的の中心に向けて矢を射ったことから、「物事の急所や要点を正確につく」という意味で使われるようになったそうです。

 仕事においても的があります。例えば単調な業務であっても、それが簡単であることとイコールではなく、相応【そうおう】に大事な急所やポイントが必ずあるものです。

 また、業務報告や指示を徹底させるには、口頭【こうとう】・文書を問わず、簡潔【かんけつ】かつ明瞭【めいりょう】に表現する能力が求められます。それには何が重要であるかを、自らが十分に把握【はあく】していなくてはなりません。

 聞き手や読み手に正確に伝わるよう、話し方や書き方に習熟【しゅうじゅく】するのは、いずれは仕事の成果に大きな影響を及ぼす重要な事柄です。

 仕事の意義や意味を理解した上で、何が重要で、何を伝えるべきかという核心【かくしん】を押さえてこそ、初めて効果が出るのです。


今日の心がけ◆仕事の意義と重要性を再確認しましょう

鏡に映る自分の姿

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 「企業は人なり」と言うように、経営者や上司は職場で働く部下の能力とエネルギーを無限に引き出して、これを活かしていくことが大切です。

 そのためには、「相手の姿を自分の姿」と見る「鏡の認識」を自覚して実践することが大切です。

 自分の姿を鏡に映せば、自分の姿がそのままに鏡に映ります。それでは、自分の心はどこに映るのでしょうか。それは、相対【あいたい】するすべての人の心の中にストレートに映し出されていくのです。

 会社をより良く変えたいなら、まず経営者などトップ自らが徹底的に変わることです。トップが変われば、それに従って会社も変わっていくのです。

 トップが変わらなければ社員が変わるはずがありません。自分を変えずに相手を変えようとすることは、テレビのチャンネルを変えるようなものです。

 しかし目の前の社員は、リモコンやチャンネルではありません。自己を改善することが肝要なのです。


今日の心がけ◆本物の自分を目指しましょう

取り越し苦労

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 M氏は同居する高齢の両親のために、家の中や玄関先に手すりを設置したいと考えました。

 そこで、信頼できる友人に、内装専門の施工【せこう】業者の紹介をお願いしました。ところが、業者から届いた見積書の金額を見て驚いてしまいました。

 それは、M氏の予想した金額をはるかに超えていたからです。金額の高さに対して、施工期間が一日だけということに、再度驚きました。

 M氏は〈通常であれば2、3日はかかるはずなのに、1日でやるとなると、かなり雑で貧相な手すりになるのではないか〉と疑いの念をぬぐえませんでした。

 しかし、友人の『間違いのない業者だよ』との紹介のため断れません。半信半疑で、業者の見積額どおりに施工を依頼したのでした。すると予想に反して、ていねいで無駄がなくスピーディで、素晴らしい出来栄えだったのです。

 M氏は大満足をするとともに、見積書を見た際に、友人を疑った自分を反省し、すべてを任せる心境の大切さを学んだのでした。


今日の心がけ◆すべてを任せきりましょう

名刺の受け渡し

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 人が他者【たしゃ】に対して抱【いだ】く第一印象は、視覚【しかく】から入る要素が大きいといわれます。  見た目だけでは人は判断できませんが、社会人として、好感の持てる身だしなみや身のこなしは基本的マナです。ビジネスシーンにおいて、初対面でも好印象を与えられるかどうかの一つに、名刺の受け渡しがあります。  最近は同時に名刺を交換する場合が多くなりましたが、「訪問した側から立場の低いほうから差し出す。両手で差し出して両手で受け取る」が本来の形です。  注意すべきは、1相手のほうに向け、名乗りながら相手を見て差し出す。2受け取る時はていねいに受け、サッと目を通し、着席後にテーブルの上に置く。  3受け取った名刺は、必ず名刺入れにしまい、胸ポケットか上衣のポケットに入れる。ズボンのポケットにはしまわない、です。  「派手な私製名刺や汚れたり折れている名刺を使わない。名刺を切らさない、忘れない」ように気をつけて、名刺を出し入れする姿は美しくしましょう。名刺は自分の顔であり、会社の顔だからです。 今日の心がけ◆名刺は丁重【ていちょう】に扱いましょう

鯛釣り

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 Eさんは友人の出産祝いに鯛を贈【おく】ろうと思い、鯛釣りに挑戦することにしました。しかし、鯛釣りは経験を積む必要があり、「初心者には無理だろう」と船長から言われました。

 それでも、何としてでも鯛を釣りたいEさんは、船長にアドバイスを求めました。船長は初心者にもわかりやすいように、細かく教えてくれました。

 Eさんは自分の経験や技術の無さを痛感しながらも、船長に言われた通りに実行しました。数時間後、Eさんは奇跡的に鯛を釣り上げることができ、友人の出産祝いとして届けることができたのでした。

 ベテランといわれる人も、はじめは誰しも初心者でした。経験や技術の向上には、先輩や同僚、友人からのアドバイスをそのまま聴き、受け入れることが、上達の秘訣【ひけつ】といえるでしょう。

 良いとか、悪いとか、自分勝手な判断をせずに、まっさらな心でアドバイスをそのまま受け入れることが、職場人にも必須【ひっす】だといえるでしょう。


今日の心がけ◆謙虚な気持ちで受け入れましょう 

飛び込み営業

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 営業Mさんは、飛び込み営業を一週間立て続けに行ないました。

 初めは不安が大きく、訪問先のインターホンの前を右往左往【うおうさおう】していましたが、数日過ぎるとインターホンを押す不安も、断られる恐怖もなくなってきました。

 しかし、商品はいっこうに売れません。門前払【もんぜんばら】いも相変わらずでしたが、Mさんは断られても肩を落とすことはなくなりました。〈買ってもらえなくて当たり前。そのうち買ってもらえるさ〉と楽観的に考えるようにしたのです。

 Mさんは訪問しても、儀礼的に挨拶【あいさつ】を交わしてはすぐ帰ることを繰り返していました。そんな時、営業を始めた頃、上司に言われた言葉が頭をよぎりました。

 「断られることに慣れてはいけないよ。買っていただけたら精一杯喜びなさい。ダメだったら、その都度肩を落として反省しなさい」

 Mさんは、断られても落胆【らくたん】しない自分を奮【ふる】い立たせ、誠意を持って訪問先に向かいました。すると、その一所懸命さが伝わり、やっと商品が売れたのです。

 仕事を疎【おろそ】かにせず、毎回「これが最初で最後」との意識で臨【のぞ】みたいものです。


今日の心がけ◆唯一無二【ゆいいつむに】の気持ちで仕事をしましょう 。

体重測定

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  F社では年2回の体重測定を実施しています。数年前から行なわれており、事前に社員一人ひとりに目標体重が設定されます。そして、その達成に向けて、食事や運動のメニューが課され、体質の改善を促【うなが】していくのです。 

 体重測定の提唱者であるH部長は「太るのは他人や社会のせいではない。自己管理ができていないからだ。食べ過ぎがそもそもの原因であり、意志が弱く自分に甘いせいである」と主張し、各自の体重を厳しくチェックしていきます。

 太り過ぎが原因で健康を損なうようなことがあれば、家族や職場に迷惑をかけるばかりでなく、社会的,経済的にも負担をかけるとH部長は言います。

 この体重測定が始められたことで、F社の社員は今まで以上に健康管理に意識を向けるようになり、病気で休む人が減少したという効果が表われました。

 昔から少食で病気になったという話はあまり聞きません。それに対して、過食で病気になったという話はよく聞きます。食生活に今まで以上に心を配り、しなやかな身体で職務に取り組めるように留意していきましょう。


今日の心がけ◆食べ過ぎに気をつけましょう  

暑さに親しむ

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 猛暑【もうしょ】の中、節電への対応が施されています。昨年までの快適な空間に感謝しつつ、健康に留意【りゅうい】した自主的な対策を講【こう】じている人も多いでしょう。

 ただし、省エネ対策でのクールビズを、ラフな服装と混同して、職場の緊張感を乱すことには注意したいものです。

 日本には「涼を取る」という美しい言葉があります。夏には打ち水、すだれ、香木【こうぼく】を使った扇子、風鈴など、体感温度を下げるとされる対策が生まれました。

 昔と現代では生活のスタイルが変わり、ヒートアイランド現象など環境にも変化があります。しかし暑さに不快感を持ち、嫌うのは人の「感情」です。

 嫌えば余計に暑く感じられます。夏はそもそも暑いものです。万物を育【はぐく】む太陽のエネルギーを感謝して受け入れ、笑顔で明るく「今日も暑いね」と言葉を交わして、体感温度を下げる対策を講じるなどの環境を整えましょう。

 暑さ寒さも彼岸【ひがん】までといいます。ひと時の暑さに親しみを持ち、創意工夫【そういくふう】して夏を乗り切り、実りの秋へとつなげたいものです。


今日の心がけ◆暑さに親しみを持ちましょう  

仕事の意義

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 へアメイクアップアーチストのKさんは、仕事に自信を失っていました。

 東日本大震災後、救援【きゅうえん】活動に従事【じゅうじ】している医療福祉関係者や自衛隊の人たちと自分を比べたKさん。「自分には救援の力になれる技術や能力が何もない」と、絶望感【ぜつぼうかん】を抱いていたのです。

 その後Kさんは、震災の影響で大学の卒業式がなくなった女性に、卒業式に代わるお祝いに出るためのメイクをする機会を持ちました。その女性がKさんのメイクを心の底から喜んでくれる姿に触れ、Kさんの心に変化が表われました。

 〈一生で一度の卒業式に出席できなかった学生たちはとても残念がっている。そうした思いを少しでも和【やわ】らげ、笑顔に変えるメイクアップの技術も重要な意味がある〉と、仕事への意欲を持ち直したのです。

 私たちの仕事に無駄なものはありません。「この仕事も世の中に役立っている」とその意義を見いだす時、どの仕事も重要なものとなるのです。

 自分の就【つ】いている仕事の意義を、改めて見つめてみてはいかがでしょう。


今日の心がけ◆仕事の意義を見いだしましょう  

心の慣性

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 物理学に「慣性の法則」があります。「静止または一様【いちよう】な直線運動をする物体は、他の力が作用しない限り、その状態を持続【じぞく】する」というものです。

 営業事務員のHさんは、入社15年のベテランOLです。自分のやり方を頑【かたく】なに貫き通して、それを変えようとしません。

 営業のS君はあらゆる仕事をそのまま受けますが、進むことしかしらない猪突猛進【ちょとつもうしん】型の性格です。突発的【とっぱつてき】な顧客【こきゃく】の要望に対しても、臨機応変【りんきおうへん】に対応できません。

 止まっている物は止まり続けようとし、進んでいる物は真っ直ぐに進もうとするという、慣性の法則によく似た二人の勤務態度です。

 人の心は、変化を好まない性質を持っているのかもしれません。しかし物と異なるのは、人は意見を持って行動するという点にあります。

 業務上の指示は、自分に与えられる外側からの力です。それをどう受け止めて行動するかが常に問われます。現状維持を望む「事なかれ主義」と、面倒くさいという怠慢【たいまん】を一掃【いっそう】し、自ら考え柔軟に行動する力を養【やしな】いたいものです。


今日の心がけ◆自ら考え行動しましょう  

顔を合わせよう

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 日常生活でも職場でも、人間関係を円滑【えんかつ】にする第一歩は、気持ちのよい挨拶【あいさつ】です。挨拶の基本は、出会った者同士が顔と顔を合わせて、にこやかに言葉を交わすものです。ところが最近は、挨拶の方法も様変わりを見せています。

 職場内の目と鼻の先にいる同僚同士が、携帯電話やパソコンのメールを通して、画面上で挨拶を交わしている光景がしばしば見られます。

 確かにそれらは便利なものですが、それに乗じる形で、挨拶だけでなく生の声でのやり取りも蔑【ないがし】ろになっているようです。

 職場の主体は人なのです。人が人らしい心を忘れないようにするためには、努めて顔と顔を合わせて言葉を交わすことが大切です。

 職種によっては難しい場合もありますが、むしろ機械やOA機器に向かう作業が多い人ほど、意識して挨拶を交わすことに努めたいものです。

 職場でチームワークの向上を図り、円滑に業務を進めるためにも、顔を合わせ、言葉を掛け合い、心をつないでいきましょう。


今日の心がけ◆顔を合わせて言葉を交わしましょう

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