政府は「観光立国ニッポン」を目指し、2010年に国内を訪れる外国人観光客数を、1000万人へ引き上げる数値目標を打ち出しました。
例えば、京都の観光業界におけるキーワードは「特別な体験」です。舞妓【まいこ】が抹茶【まっちゃ】を振る舞い、記念写真も撮れるティーパーティなどが話題となっています。
観光客のみならず、人は「自分だけが特別」という状況や設定に弱いものです。この「特別」という空気をいかにして作り出すかが勝負の分かれ目といえます。
一般企業においては、お客様や取引先は何人、何件もあるでしょう。現実的には、その中で特定して便宜【べんぎ】を図【はか】ることは難しいものです。要は、どのような時に「私は特別だ」「我が社は特別な計らいを得ている」と感じてもらえるかです。
<こんなにていねいな接し方をしてくれるのは、私(我が社)を特別と考えているからではないか>と思ってもらえる対応をすることです。
「あなたは特別」という対応は、巡りめぐってこちらにも返ってくるものです。「あなただけ」をキーワードに、相手の心をグッと掴【つか】んでいきましょう。
今日の心がけ◆特別な状況を設定します
