倫理法人会: 2011年12月アーカイブ

努力は積み重ね

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 ある行為を長い期間続けることは有効です。それが些細なことであっても、やがては一つの結果となって形に表われてくるものです。

 Aさんは四十歳の春より、中国語を学び始めました。毎週一回、中国語教室に通いましたが、なかなか上達しませんでした。そこで、通勤列車の中でも勉強をするようにしたのです。

 毎朝四十分間、電車の中で教本に目を通し、帰宅後は付録のCDを聴くことに努めました。一年後、Aさんは中国語教室の中で、一番上手に文章を読めるようになり、二年後には簡単な会話ができるまでになりました。

 「たくさん」は一つひとつの集まりです。一週間、一ヵ月間、一年間は、一日一日の集積です。仕事は日々どのような態度で臨んでいるかで、成果が違ってきます。挨拶さえも、その仕方によって、相手との関係が決まってくるのです。

 今取り組んでいる物事を疎かにしていると、明日も同様になりかねません。どのようなことにも、全力を込めて臨むよう心がけていきましょう。

今日の心がけ;
一つひとつに全力を込めましょう

不要なもの

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 大掃除は一年間使ってきた用具の汚れを落とし、身の回りのものを整理するチャンスといえます。ある年末に大掃除を実施し、新年を迎えたC社。ところが、きれいになった職場で、社長は何かすっきりしないものを感じました。

 そこで、始業前の十五分間、職場の中の不要なものを見つけ出す時間を作り、全社員で実行に移すことにしました。すると、整理したはずの職場から、不要なものがたくさん出てきたのです。

 Kさんが年末に整理したファイルの中からも、不要な書類がたくさん出てきました。それらを処分し終えると、ファイルを収納していたキャビネットに、多くのゆとりが生まれました。

 職場がスッキリ片づくと、社員の心にもゆとりが生まれるようになりました。その後、活発な意見が出るようになり、業務のスピードも向上したのです。

 不要なものをわざわざ整理整頓するのでは意味がありません。年末を好機と捉え、一年間たまった不要なものは、思い切って捨てていきましょう。

今日の心がけ;
不要なものを捨てましょう

煤払い

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 今年も、残すところあとわずかとなりました。神社や仏閣などの本殿や本堂の大掛かりな清掃をする「煤払い」の様子がテレビで紹介され、年の瀬を感じる時期でもあります。

 かつて煙突やかまどのある家庭では、文字通り煤を払いました。長じて、家具や調度品を清め、すがすがしい環境とともに清らかな心に立ち戻り、新たな一年を迎えるための風習です。

 これは、過ぎゆく一年の締めくくりと、新しい年を迎えるための準備として行なうものです。単に塵や埃を払うだけではなく、私たちの心の締めくくりとしても重要な意味を持っているのです。

 綺麗にすがすがしく清められた空間は、人々の心をも清めてくれるものです。それは、塵一つなく掃き清められた神社や仏閣の境内に足を踏み入れた時に、心の引き締まりと厳かさを感じることからも、十分に理解できるでしょう。

 一年を感謝する気持ちで、職場や家庭を掃き清め、締めくくりたいものです。

今日の心がけ;すがすがしく新年を迎えましょう

老いて挑戦

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 今年の世界アマチュア囲碁選手権の日本代表は、歴代最高齢の八十四歳で、厳しい国内予選を勝ち抜いた平田博則さんでした。

 平田さんは五十四歳の時が初出場。平成七年の第十七回大会では、六十九歳で世界一に輝いています。今大会では世界の伸び盛り相手に五位と健闘しました。

 昭和十八年にプロ入りの資格を得たものの、戦争の激化で断念。その後、数学者として高校や大学で教鞭をとったという経歴を持つ平田さん。今回の世界五位に満足せず、「情けない・・・。人生最大のミスです」と失着を嘆きました。

 平田さんの「実力を培う意欲」「常に若々しく強靭な挑戦意欲」「謙虚な反省意欲」は見習うべきものが多くあるでしょう。意欲あるところに道は拓けます。意欲が湧かないのであれば、意欲を湧き立たせる術を考えることが必要です。

 平田さんの< 情けない・・・ >という意識は、将来に向けた更なる意欲の源として力を持つはずです。<;まだ終わらない>という向上の意識が心の中にある限り、意欲は枯れることはありません。新たな意欲を喚起させていきましょう。

今日の心がけ;挑戦意欲を燃やしましょう


中庸を超える

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 孔子の著した『論語』に「中庸は徳の至れるものなり」という言葉があります。「何事もやり過ぎてはいけない。そうかといって遠慮し過ぎるのもよくない。ほどほどに行動するということが、最高の人徳というものである」との意味です。

 弟子の子路は、とても元気があるのですが、やや思慮に欠ける人物でした。そのような子路に対して、孔子は「過ぎたること」の改善を促していました。

 しかし、ただ注意するだけではなく、時に「中庸の道を行けなかったら、思慮不足でも操を守る片意地な者がいい」と言って、励ましたりもしています。

 つまり、「バランスを重視しても上手くいかないのなら、いっそのこと理想を高く掲げ、必死になって事に当たっていくことも、また徳である」というのです。「事なかれ主義」で過ごすより、目標に突き進んでいくのも一つの道と捉えます。

 バランスを意識した生活はもちろん大切ですが、それが過ぎるあまり、自身の行動や取り組みが消極的になっては本末転倒です。常に「自らが元気になる」を自己指針として、積極的かつ毅然とした態度で生きていきましょう。

今日の心がけ;全力で事に当たりましょう

機械が発達しても

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  東日本大震災の発生により、私たちの生活は大きな変化を求められ、多くの問題が提起された一年でした。

 中でも電力が不足し、節電の対策が様々に講じられた点は、環境問題への意識の高まりとして、震災がもたらした一面だといえるでしょう。

 テレビ放映がデジタル化に切り替わる時期とも重なり、省電力のテレビに買い替えて、節電に貢献したという事例も多いでしょう。家電の分野では、省電力に関する大きな進歩がうかがえます。

 しかし端末機器の性能は向上しても、機器まかせの節電には限界があります。それを使う人の意識によってコントロールできる「必要のない時には電源を入れない」という心がけこそ、節電を強化する最大のポイントなのです。

 多くの機械類やシステムが自動化されている現代では、それらへの過剰な依存が大きな失敗の要因にもなりかねません。人間の適切な意識を加え、意図する結果を出してこそ、その性能を引き出したといえるでしょう。

今日の心がけ;機械への過度な依存に注意しましょう

酒宴の効用

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 様々な酒宴の中で、後味のよい酒宴はどのくらいあるでしょうか。

 職場における酒宴の席では、普段交流する機会のない人たちが席を移動して、上下の別なく語り合いたいものです。今の時期でいえば、忘年会などは今年一年のお互いの無事と健闘を称え労うのが、目的の一つともいえるでしょう。

 ところが最近では、上司に対等の話し方をしたり肩をペタペタ叩くといった、節操のない部下の姿が見受けられます。また部下を注意できない上司が、酔いに任せて烈火のごとく叱責するなど、本来の目的を失った席も少なくないようです。

 話し慣れない者同士で話題を摑み切れず、つい飲酒が増してしまった上での失言が重なり、悪しきムードがつくられてしまう場合もあるようです。

 しかしそれらは、お酒のせいではありません。日頃から他人を思いやり、より良い人間関係を築く努力が欠けているのです。

 誰もが「やってよかった」「今年もありがとう」と思えるような、穏やかで清々しい忘年会で今年を締めたいものです。

今日の心がけ;後味の良い場をつくりましょう

的はずれの努力

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 姿勢の悪さが印象にも悪影響を及ぼしているMさん。社内で、「もっと明るく」「お客様の前ではシャキッとしよう」と繰り返し指摘を受けていました。

 良い姿勢を保とうとするほどに肩が強張り、腰にも力が入るため、すぐに苦しくなり、やがて元の姿勢に戻ってしまうのです。Mさんは次第に、周囲の指摘やお客様の視線に苦痛を覚え始め、すべてに気力を失いかけていました。

 習慣化した姿勢はなかなか直せず、Mさんは< 僕には無理だ >< どうして皆はわかってくれないのだろう )と、自分の世界に籠っていったのです。ある日、Mさんの心の状態を察した上司が、Mさんを誰もいない部屋に呼び出しました。

 そして、「骨盤をやや後ろに引き、一旦かかとを上げて静かに下ろした重心で」「胸を張りすぎず、顎を引き呼吸をゆったりと」と、端的に指摘をしたのです。

 それは今まで何度も聞いていたことでしたが、不思議と背筋は伸び、無理なく颯爽と歩くことができたのです。Mさんは、正しい姿勢について自分勝手に解釈し、的はずれの努力をしていたことを知ったのです。

今日の心がけ;的を射た努力で自信をつけましょう

規則正しい生活習慣

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 早寝、早起きや朝食を摂ることなど、規則正しい生活習慣が大切なことは、誰もが理解できるでしょう。こうした習慣を継続することは、簡単なようで、なかなか思うようにいかないものです。

 早起きが苦手だったYさんは、朝、目が覚めたら「おはよう」と声に出して自分に挨拶をし、心のスイッチを入れます。次にカーテンを開けて、軽く運動をします。すると、心も体も目覚め、爽やかな一日がスタートできるのです。

 以前は、朝は食欲がなく、朝食を摂ることが不規則だったYさん。仕事中もアクビばかりが出て、集中できませんでした。

 ところが、心と体にスイッチを入れる朝習慣が身に付いてからは、朝食をおいしく食べられるようになり、仕事にも集中できるようになりました。

 「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、早起きをすると、健康になる、前向きな性格になる、頭脳が活性化するなど、三文以上の徳が得られるものです。早起きを実行して、一日のスタートに弾みをつけていきましょう。

今日の心がけ;規則正しい一日を過ごしましょう


地図を描く

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 M講師はセミナーで、受講者五十人を10グループに分けて、日本地図を描かせました。各人が記憶をたどりつつ話し合いながら描き上げましたが、与えられた時間内に完成したのは、たったの1グループでした。

 頭でイメージした地図をサッと描ける人は、普段から注意力・観察力・記憶力を高める、何らかのトレーニングをしている人だとM講師は言います。

 毎日通う通勤路でも、ただ歩いているだけでは、駅から職場までの情景を覚えることはできません。ましてや地図に表わすことなどできないでしょう。

 M講師によると、優秀なセールスマンは、得意先までの地図だけでなく、建物内の見取り図までも描き上げるといいます。彼らは常に効率の良い訪問をし、結果として優れた販売成績を達成するというのです。

 まずは自宅から駅まで、あるいは自社から取引先までの地図を、一斉に描いてみてはいかがでしょう。それらを実際の情景で確認して、注意力・観察力・記憶力を高めていきましょう。

今日の心がけ;観察力を高めましょう

時間を守る

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 仕事をする上で意識しなければならないことに、「時間厳守」が挙げられます。

 あるアンケート調査によると、出勤時間や人との待ち合わせ時間に遅れる原因で一番多いのは、「準備が遅く出発が遅れる」です。その他に「目的地までの所要時間を見誤る」や「早起きが苦手」「車が渋滞に遭う」などがあります。

 言い訳としては「道が混んでいた」「電車が遅れた」「家庭の事情で出発が遅れた」「忘れ物を取りに戻った」「出がけに電話がかかってきた」など様々です。

 昨今は携帯電話の普及により、待ち合わせ相手や関係者とすぐに連絡が取れることで、時間を守るという意識が低下したという声も聞かれます。

 しかし、仮に連絡が取れても、自分がその場にいないことに違いはありません。「連絡の取りやすさ」と「時間を守らない」とは別問題です。

 時間にルーズな人は、自分のみならず人の時間をも無駄にし、時には相手からの信用を失うことにもなりかねません。社会人として「守るべき時間は守る」というルールを、お互いに再確認していきたいものです。

今日の心がけ;時間を守りましょう

早朝会議

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 T社では外回りの営業社員が多く、日中に会議を開いても全社員が揃いません。そこで月に一度、早朝に全体会議を行なっています。ある月、いつも使用している社内の大会議室が、改装のために使用できなくなりました。

 そのため、車で五十分ほど離れた支店の会議室を使うこととなりました。しかし支店の駐車場は狭く、自家用車での移動は禁止です。そこで大型バスをチャーターし、全員が同乗することになったのです。

 庶務担当のH氏は、バス会社に「七時から会議を始めるので、六時には本店にバスを到着させて下さい」と依頼。前日にも電話で確認し、準備は万全でした。

 ところが当日の六時を過ぎてもバスは到着しません。慌てたH氏がバス会社に電話をすると、「夕方六時のご予約かと存じますが・・・」と言われました。結局、交渉の末、何とか代替バスを手配でき、大幅に遅れて会議はスタートしました。

 当事者は「早朝」だと理解していても、バス会社では「夕方」と解釈したのでしょう。< 確認は二重三重にしなければならない >と痛感したH氏でした。

今日の心がけ;十分な確認をしましょう


矢を遠くへ飛ばすには

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 K主任の下に新人のNさんが配属されました。しかし、K主任がていねいに業務を教えようとしても、Nさんは素直に聞き入れません。指示をしてもすぐに「ハイ」と受けないだけでなく、納得できない時には逆に食ってかかるのです。

 K主任は< どうしてこんなヤツを採用したのだろう。それも、よりによって私の部下につけるなんて>と、苛立ちを隠せませんでした。思い余って、上司に相談をすると、中国の墨子の故事を話し始めたのです。

 「中国に『良弓は張り難し』という言葉がある。強くて良い弓は弦を引きしぼるのが難しいが、うまく使いこなせば矢が遠くまで飛び、深く突きささる」と言い、声を強めて続けました。

 「多くの志願者の中からN君が採用されたのは、我が社を伸ばすのに相応しい人物だと見込んだからだ。そしてN君を伸ばす力があるのは、君しかいないと託されたのだよ。N君をみごとに育て上げて、二人そろって大きく伸びてはどうか」

 K主任は、自分に託された思いをかみ締め、素直に働き抜こうと決めたのです。

今日の心がけ;力を蓄えて大きく伸びましょう


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昨今の景気の状況下で、航空機のドリンクサービスが変容しています。A社では従来通り無料ですが、B社では日本茶などを除き有料となっています。

 ある日Tさんは航空機で旅行をした際、離陸直後に眠ってしまいました。飛行中、目覚めて周囲の席を見ると、ドリンクサービスが終了した後でした。

 以前は座席前に貼られていた「おめざめですか。お休みのようでしたのでサービスを控えさせていただきました。おめざめの際、お気軽にお申し付けください」という内容のステッカーも、その日は貼られていませんでした。

 少しして、「お休みのお客様には声をおかけいたしませんでしたので、お気軽に乗務員にお声かけください」とアナウンスされました。Tさんは奥の窓際の席に座っていたため、< まあ、いいか >と遠慮して諦めてしまいました。

 ドリンクが欲しければ、声をかければいいのかもしれません。しかし、そうできない乗客もいるのです。Tさんは乗務員からひと言、「お飲み物はいかがですか」と声をかけてほしかったと、残念な気持ちで空港を後にしたのでした。

 
今日の心がけ;心に届くサービスをしましょう

始業前の清掃

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皆さんの職場では、始業前の清掃を実施しているいでしょうか。

 清掃が行き届いている職場は、働く人たちの気持ちが違います。明るく、朗らかで、喜びに満ちています。さらには、自ずとお客様が集まってきます。

 逆に各所に荷物が積み上げられ、雑然としている職場があります。何年も手がつけられた形跡のない書類の束があったり、部屋の隅には埃が積もっていたりしないでしょうか。このような職場は、次々と仕事上の問題が起こりかねません。

 真心を込めて清掃をすると心が浄化され、自然と明るくなり、また気づきもよくなるものです。職場の雰囲気は明るくなり、個人の働く意欲も高まっていきます。清掃はあらゆる面でプラスの効果を得ることができるのです。

 職場内で清掃分担を決めて交代で行なうもよし、全員で一所懸命に取り組むのもよいでしょう。普段、手の届かない所も計画的に集中して清掃し、社外も範囲を決めて取り組み美化活動に努めていきましょう。

 始業前の清掃を通じて、気持ちの良い仕事のスタートを切りたいものです。

 
今日の心がけ;心を込めて清掃しましょう

石の上にも三年

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 地元を離れ、都市部で就職をしたAさん。三年ぶりに帰省し、友人と再会しました。昔話に花が咲く中で、Aさんは友人から、「迫力がついたね」「動きがキビキビしているね」「人が変わったみたい」と口々に言われたのです。

 < 都市で三年も暮らせば人は変わるもの >と気にはしなかったAさんでしたが、友人の一人から「何かしているの」と追求されたのです。

 入社当時を振り返ってみたAさんは、上司に「朝は目が覚めたらすぐに起きる。これだけを徹底しなさい」とアドバイスされたのを思い出しました。出勤日はもちろんのこと、休日も怠ることなく三年間ずっと守り続けてきたのです。

 当初は辛かったものの、いつしかそれが習慣化し、当たり前にできるようになっていました。それに伴い、自身の印象さえも変わっていったのでしょう。

 現在の自分の姿は習慣が作り上げたものです。「石の上にも三年」というように、何か一つの事柄を黙々と続けることで、人は着実に変化していきます。

 生きていく上で宝となる、良き習慣を身に付けていきたいものです。

 
今日の心がけ;一貫してやり続けましょう

寒さに感謝する

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 冷え性で寒さが大の苦手なK子さん。子供の頃から< 冬が来なければいいのに >と思うほど、冬が近づくと共に心も体も縮こまっていました。それによって、仕事や家庭生活にも支障をきたすほどでした。

 辛そうな様子のK子さんを見かねた祖母は、「嫌うものには悩まされるよ。寒さを嫌わずに、むしろ寒さに感謝して喜んで受け入れてごらん」と諭してくれたのです。

 さらに「嫌っていると、いつまでも苦しめられる」「冬の寒さは大自然の大きな恵み」と教えてくれ、、考えてもみなかった内容にK子さんはハッとしたのでした。その日から「寒さよ、ありがとう」と感謝の言葉を出すようにしました。

 すると、あれほど辛かった寒さが、それほど< 寒い >と感じられなくなったのです。その年の冬、K子さんは初めて苦痛を感じずに過ごすことができました。

 祖母の教えを通して、嬉しい冬の体験ができたK子さん。今年の冬も喜んで寒さを迎えようとしています。

今日の心がけ;寒さを喜んで受け入れましょう

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